SEDEX – Supplier Ethical Data Exchange
Sedexは、サプライチェーンデータを管理するための世界最大規模の共同プラットフォームを運用しています。 これにより、顧客は複数の関係者からのサプライチェーン監査の問い合わせに対してデータを提示でき、サプライチェーン監査の効率が向上します。 DNV - ビジネスアシュアランスは現在Sedexのメンバーであり、監査結果をSedexデータベースに登録する権限を有します。
SEDEXとは
Sedexは、セキュアなオンラインデータベースであり、サプライチェーンを管理するツールです。Sedexは、企業がグローバルサプライチェーンにおける倫理リスクを特定、管理、軽減するのを支援するとともに、サプライチェーンのすべての階層におけるビジネスプラクティスの改善を推進します。Sedexメンバーは、労働、倫理、安全衛生、環境の主要分野で情報を共有し、管理することができます。 Sedexメンバーは、多くの業界で150以上の国にまたがっています。 2004年の設立以来、世界中の5万を超える組織がSedexプラットフォームを選択し、倫理的なサプライチェーンのデータを管理しています。
SMETAとは
SMETAはSedex Members Ethical Trade Auditの略であり、グローバルに認知された倫理監査の形態です。SMETA基準は4つのPillerにより構成されています。
・労働基準
・安全衛生
・環境
・ビジネス倫理
SMETA基準はSedex Stakeholder Forum(SSF)にて開発され、最新のSMETA6.0は2017年6月1日に発効しています。DNVはSSFのメンバとして開発に参加しており、サプライチェーンのリスクマネジメントに貢献しています。
Sedexのメリット(監査回数の削減)
DNV - ビジネス・アシュアランスのCEOであるLuca Crisciotti氏は、「このメンバーシップにより、組織は多様なサプライチェーンのニーズに対応することができます。 我々の監査結果がSedexで共有されることにより、サプライチェーンにおけるお客様のパフォーマンスを関係者が確認することが容易となります。」と述べました。サプライチェーンの監査結果をデータベースに登録することで、既存の監査データが透明性を持ち、再利用が促進されます。Sedexデータベースのステータスを確認することで、メーカーはサプライヤー認定する為に多くの監査を実施する必要はなくなります。
SEDEXウェブサイトで詳しく見る: http://www.sedexglobal.com