日本政府国際広報誌『KIZUNA』に弊社エキスパートのインタビューが掲載

日本政府の国際広報誌『KIZUNA』に、DNVサステナビリティファイナンス部の金留正人のインタビューが掲載されました。

日本政府国際広報誌「KIZUNA」は、日本と世界の絆を深めることを目的とした公式ウェブマガジンで、日本政府の重要政策、外交、日系企業の最先端技術に関する取組などを紹介しています。

 

この度、2024年9月27日掲載の記事(タイトル:Climate Transition Bonds Show Japan’s Commitment to Carbon Neutrality)に弊社サステナビリティファイナンス部の金留正人のインタビューが掲載されました。

 

詳細は以下をご覧ください(英語記事)

 

<インタビューの概要>

2024年2月、日本政府は国として世界初のトランジション・ボンド(1.6兆円)を発行しました。

日本政府は、今後10年間で20兆円規模のトランジション・ボンドを発行する予定であり、トランジション・ボンドの発行を通じて、日本のカーボンニュートラルを国として推進していくとしています。

DNVはトランジション・ボンドに対する第三者評価機関として日本政府に選定され、トランジション・ボンド発行に必要な国際的な基準やガイドラインとの整合性について評価を提供しました。

DNVの金留正人は、このインタビューの中で、「このトランジション・ボンドの発行、そしてトランジションボンド発行の基盤となるグリーントランスフォーメーション(GX)ロードマップが、日本の様々な産業分野での脱炭素化への道筋を網羅的に示し、各産業の取組を具体化したこと、また官・民が連携して実行していくというステージに入ったことは大変重要な意味を持ち、国際的にも評価できる」と述べています。

一方で、「ぜひ日本政府には、パリ協定の目標より一歩進んで、各産業分野の連携にも目標を設定することで、より一層、企業を後押ししてほしい」としています。

日本政府国際広報誌『KIZUNA』に弊社エキスパートのインタビューが掲載

 

<GX経済移行債の概要>

  • 背景:日本はエネルギー自給率が低く、排出削減が難しい産業が多い中で、カーボンニュートラルを目指している
  • トランジションボンド調達資金の利用先:エネルギー(電力、ガス、石油等)産業、ものづくり産業、運輸産業(自動車、海運等)など22分野のプロジェクトに投資
  • 国際認証:国際的な認証機関である気候ボンドイニシアチブによる認証を取得
  • 経済成長:脱炭素技術の開発と新ビジネスの創出で国際的な産業競争力を強化

 

関連情報:

日本証券業協会(JSDA)主催『GX経済移行債勉強会』にて講演 (dnv.jp)

 

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■DNV について

DNVは、160年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。