みずほリースのトランジションファイナンス・フレームワークの評価を実施
DNVは、みずほリース株式会社のトランジションファイナンス及びトランジション・リンク・ファイナンス・フレームワークおよび関連する対象ファイナンスに対して、評価を行いました。
みずほリース株式会社(以下、みずほリース、又はEnabler)は、社会の変化を先んじて捉え、時代のニーズにあわせたビジネスを柔軟に展開することで新たな価値を創出してきており、お客様の抱える課題について、金融の枠を超えた価値共創のパートナーとして解決し、事業活動に貢献するマルチソリューション・プラットフォーマーを目指しています。
みずほリースは、従来の金融サービスの提供に加えて、テクノロジーの進化や気候変動、脱炭素といった社会的課題やお客様の抱える事業課題に対して、金融の枠を超えたソリューション・サービスの提供に注力するとしており、今回、トランジションファイナンス及びトランジション・リンク・ファイナンス・フレームワーク(以下、「フレームワーク」)を策定しました。また、フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)によるクライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック、日本のクライメート・トランジションファイナンスに関する基本指針に記載されている重要な推奨開示の4要素への対応を示しております。
みずほリースは、お客様の脱炭素に向けたトランジションを可能にするための活動の原資を調達する主体(Enabler)として、トランジションファイナンス及びトランジション・リンク・ファイナンスを実行することによりお客様の脱炭素・トランジション戦略の推進を支援します。
フレームワークは、みずほリースがEnablerとして下記のファイナンスを実行する際に必要な要素を含む包括的なフレームワークとして構成されています。
- トランジションファイナンス(ローン)
- トランジション・リンク・ファイナンス(ローン)
DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、フレームワークの適格性を評価しました。具体的には、DNVは以下を中心とした枠組み(原則やガイドライン等)を適用・参照し、みずほリースが、資金調達者(融資先)の、トランジションファイナンス(適格プロジェクト)の対象となるプロジェクトや事業活動がトランジション戦略の実現に資することを適切に評価・判断するための、みずほリースの計画や体制についての適格性評価を行いました。
(以上、報告書サマリーからの抜粋)
詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。
関連情報:
DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。
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