日本アルミニウム協会の欧州CBAM(炭素国境調整措置)セミナーを支援

日本アルミニウム協会主催の会員企業向け欧州CBAM説明会において、弊社エキスパートが登壇しました。

2025年3月17日、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は、一般社団法人 日本アルミニウム協会(以下、協会)からの依頼を受け、同協会のメンバーを対象としたウェブセミナーにおいて、欧州CBAMの概要を説明しました。

 

今回のセミナーでは、サステナビリティサービス統括部長の田邊康一郎が、2025年2月26日に発表されたオムニバス草案の影響も踏まえ、CBAM*の概要を説明いたしました。欧州委員会はこの「オムニバス草案」の中で、CBAMを簡素化しより効果的なものとするための変更を提案しています。この簡素化案により、認可申告者の明確化(対象の縮小)、二次製品製造工程の排出量算定の対象外、デフォルト値の算定方法の変更、実際の排出量を使用する場合にのみ検証を要求することなどが示され、また2026年の輸入実績分におけるCBAMレジストリへの最初のCBAM宣言とCBAM証明書の引き渡し期限が、2027年8月31日に延期される可能性が高まりました。

 

今後の欧州議会におけるオムニバス草案の審議とEU規制の行方、第三者検証に関するガイダンスの策定状況など、DNVは引き続きCBAMに関する情報のアップデートを行っていきます。

*CBAM:(Carbon Border Adjustment Mechanism)とは、EU(欧州連合)が導入する国境炭素税の制度で、炭素国境調整措置や炭素国境調整メカニズムとも呼ばれます。

 

EU域内で生産された製品と輸入品との競争条件を均等にする目的で、CO2排出量の多い輸入品に対して、応分の炭素価格を負担させることを目的としています。2023年10月より先行する6分野(セメント、鉄、アルミニウム、肥料、電力、水素)における報告義務がスタートしており、2026年1月より本制度が本格導入される予定です。

 

今後もDNVは、生命、財産、環境を守るという私たちのパーパスに基づき、お客様のカーボンニュートラル実現に向けたお取り組みと連携し、サステナブルな社会の実現に貢献する役割を果たしてまいります。  

 

ご質問・お問い合わせは

神戸事務所(本部)【受付時間 土日祝を除く9:00-17:00】

078-291-1321 または ssj@dnv.comまでお気軽にお問い合わせください。

 

■DNV について

DNVは、160年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。