AQMS認証スキームの改訂について

AQMS認証スキームの改訂について

改訂の概要について

2022年1月1日にSJAC 9104-1A「航空,宇宙及び防衛分野の品質マネジメント システムの認証に対する要求事項」が改訂され、認証に使用されるAQMS 規格(すなわち,9100,9110 又は9120)は 組織の認証範囲に基づいて選択しなければならない。」が規定されました。



取得規格の見直し、再取得について

これにより今までJISQ/AS9100の認証を受けている企業は ・「航空宇宙産業のなかで整備(Maintenance)、修理(Repair)、点検(Overhaul) を実施する組織(通称MRO)」は、AS9110を ・「航空宇宙部品、材料及び組立品を調達しこれらの製品を航空、宇宙及び防衛産業 の顧客に販売する組織」は、AS9120を 選択(再取得)を行う必要があります。

この規定の発行に伴い 公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)は2021年 9月15日に「SJAC 9120に係る認定事業開始について」を発表し、AS9120規格へ 切り替える必要性がある企業を支援する対応を始めました。

(以下、JABホームページ記載内容から抜粋)
“SJAC 9120は、航空宇宙部品、材料及び組立品を調達し、これらの製品を航空、宇宙及び防衛産業の顧客に販売する組織が使用することを意図して作成された規格です。 これらの組織に対しては、JIS Q 9100を含む現行AS-QMS認証制度のスキームオーナである国際航空宇宙品質グループ (IAQG) の方針により、今後9120規格の適用が求められます。



再取得時の懸念点について

但し公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)は「SJAC 9120(AS9120)」に対して のみ認定事業の開始を発表し、AS9110規格に対しての認定事業は含まれておりません。 「航空宇宙産業のなかで整備(Maintenance)、修理(Repair)、点検(Overhaul) を実施する組織(通称MRO)」は、AS9110認証を提供出来る弊社等で 再認証を受審頂く事となります。



今回の規定改訂により認証規格の切り替えが必要な企業様には是非、これを機に AS9110、AS9120認証実績を有している弊社での切替受審を受けて 頂けます様ご検討を何卒よろしくお願い申し上げます





*新たな情報が公開され次第、弊社HPの情報を更新して参ります。​

​*予定は変更になる可能性がございます。



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